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メッセージ
ブレイブボードに出会ったのは、
家族4人でハワイに行ったときのこと。
駐車場の近くで、8歳ぐらいの女の子がボードの上で器用にバランスを取りながら
クネクネ滑っているのを2人の子どもたちが見つけ、
「あれ、何だろう?」「やってみたい!」と言ったのがきっかけです。
運動はまったく苦手な彼らでしたが、たまたま現地で同じものを見つけて買ってあげると、
よほどうれしかったらしく、最初は親が一緒に手をつないで練習しましたが、
翌日にはひとりで乗れるまでになりました。
しかし、彼らの本気にスイッチが入ったのは日本へ戻ってからです。
近所の公園で乗っていると注目の的! 友達から次々に声をかけられます。
「すごいね!」「うまいね!」「面白そう!」「僕にも教えて!」。
それまで運動で「1番」になったことがなかった子どもたちの目がキラキラ光り、
練習にも自然と力が入るようになりました。
人間はほめられれば素直にうれしいと感じ、もっとがんばろうと努力するものです。
小さな成功体験が自信につながっていく様子を見て、親として本当にうれしかったですね。
ところが、そんな子どもたちを見ているうちに、私たち自身にも変化が起きました。
「自分たちもやってみたい!」。そして、「このボードには、すごい魅力がつまっている。
この魅力をもっと多くの親子に伝えたい!」という気持ちになったのです。
そこからアメリカの販売元であるレイザー社にコンタクトを取り、
幸いにも正規代理店として契約を結ぶことができました。
日本名を「ブレイブボード」と名づけ、現在は全国各地での試乗体験イベントを中心に、
体を動かす楽しさ、親子の絆を深めるきっかけづくりをお手伝いしています。
おかげさまで、日本でもすでに10万台を超えるヒットとなりました。
夢中になれることって、年齢は関係ない。
最初は無理だと思っても、真剣にチャレンジして、自分ができれば単純にうれしい。
そんなとき、大人だって子どもみたいに目がまん丸になっています。
そのスイッチを入れる魅力がブレイブボードにはある。
私たちが体験した小さな感動が、
今、渦巻きのようにどんどん大きく広がっているのを感じています。